進数とは【復習】
進数とは【復習】
コンピュータはどんなデータも2進数に変換して扱う
コンピュータは、どんなデータも「0と1」を組み合わせた数値で表現します。
これを「2進数(バイナリ)」といい、すべてのコンピュータで使用されています。
また、2進数データを送信する際は「電気信号」に変換され、
人間に分かる情報 → 2進数データ → 電気信号 → 2進数データ → 人間に分かる情報
という順で伝達されていきます。
日常的に使っているのは「10進数」
皆さんが日常的に使っている数字は「10進数」といい、当然ではありますが「0~9までの数字」を使い、「10増えたら1桁繰り上がる」というルールがあります。
この10進数を基本に、先ほど出てきた
「2進数」と今後よく目にする「16進数」の
仕組みもここで知っておきましょう。
2進数
2進数は「0~1までの数字」を使い、「2増えたら1桁繰り上がる」というルールの数え方です。
コンピュータ内部でアルファベットや数字をはじめとしたあらゆるデータを表現する際に使われます。
16進数
16進数は「0~Fまでの英数字」を使い、「16増えたら1桁繰り上がる」というルールの数え方です。
人間には分かりづらい2進数を簡潔に16進数で表現したり、文書等で色を指定する際にも使われます。
2進数から16進数へ
計算方法
①変換したい数値(2進数)を書く
②右から順に4桁ずつに区切る
③区切った範囲ずつ各桁の上に「位(くらい)」を書く
④区切った範囲ずつ「1」となっている桁の位を合計
⑤必要に応じて16進数に変換し、区切った範囲を結合する
16進数から2進数へ
計算方法
①変換したい数値(16進数)を書く
②各桁ごとに10進数に変換する
③②の数値を2進数に変換し、区切った範囲を結合する