計画独立所要量登録

4.1 計画独立所要量登録

計画独立所要量の登録

PPの主要プロセスであったように、
まずは計画を立てるうえでの、ベースとなる製品の数量を登録する必要があります。
計画独立所要量登録には、トランザクションコード:MD61を使います。

  • 計画独立所要量は、「月・週・日」と、登録する単位を指定できます。
  • 独立所要量には2つがあり、「計画独立所要量」と「受注数量」があります。
    • 計画独立所要量:生産計画に入力する所要量を指します。
    • 受注数量:受注伝票を登録した時に生成される所要量を指します。

このテキストでは、「計画独立所要量」を中心的に見ていきます。

  • 所要量登録の為に、以下の情報を入力していきます。
    • 需要を作成する必要がある単一の材料。
    • MRPエリアとプラントコード
    • 有効なバージョンと要件がMRP実行で考慮されることを示す00としてのバージョン
    • 需要を作成する必要がある計画期間の日付
    • 計画期間

詳細を入力したら、画面上部のチェックマークをクリックします。

計画独立所要量の事前登録情報

計画独立所要量を登録するにあたって、事前に以下のマスタやカスタマイズの登録・設定が必要です。

  • マスタ
    ・品目マスタ(基本データ、購買管理データ、MRP/作業計画データ(、販売組織データ、会計データ))
    ・BOMマスタ
    ・作業区
    ・作業手順
    ・製造バージョン
  • カスタマイズ
    ・会社コード
    ・プラント、保管場所
    ・MRPエリア

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