フレームワークの種類
1.3 フレームワークの種類
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Django
Django(ジャンゴ)は、最もPythonのWeb開発で使用されているフレームワークです。「ユーザー認証」や「管理画面」、「データベース連携」、「フォームの作成」などの機能などWebアプリケーションの開発に必要な機能が揃っています。簡単なWebサイトからSNS、ニュースサイトなど小規模から大規模の開発にまで対応できます。
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Flask
FlaskはWebアプリケーションの開発に必要な最低限の機能が搭載されたフレームワークです。WSGI(※Web Server Gateway Interface:WebサーバーとPythonで開発するWebアプリケーションを接続するため標準化されたインターフェース)を介してWebアプリケーションの開発を行います。Djangoと比べると機能が多くないため、初めてPythonでWebアプリケーションの開発をする方にも学習しやすく、またシンプル故にカスタマイズ性が高いことが特徴です。
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Bottle
Flask同様、必要最低限の機能が搭載され、WSGIを介してアプリケーション開発を行うフレームワークです。他のフレームワークと比べ、軽量でかつ高速であることが特徴であるため軽量を重視したアプリケーション開発や、またシンプルな機能しか搭載されていないため小規模な開発に適しています。
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Tornado
Tornadoは、非同期通信(※送信者と受信者のデータ送信/受信のタイミングを合わせず通信できる通信方式)を行うことができるWebフレームワークです。非同期通信であるためリクエストの送信中にレスポンスを待たずに、他の処理を行うことができます。処理能力が高く、接続が集中する可能性の高いWebアプリケーションに適したフレームワークです。
上記で紹介したもの以外にもフレームワークは存在します。各フレームワークのどれが一番いいのかは断言できません。それぞれ目的に合わせた特徴があり、システム開発を行う目的に合わせてどのフレームワークを選ぶかの判断が重要になります。