データ型の種類

5.1 データ型の種類

 プログラムでは、多くのデータを扱います。
 データとは、様々な情報を表現したもので、そのデータを具体的に表現したものが「」です。例えば、鉛筆、ボール、コップなどは、「物」を表現している値であるといえます。また、100g、50分などは、分量や時間などの「数」を表現している値であるといえます。
 これらのデータは、その種類によってグループ分けすることができますが、プログラムにおいてこのグループ分けをデータ型と呼びます。
 よく利用される基本的なデータ型には、次のようなものがあります。

 1. 整数(int型)
小数を含まない値を扱うためのデータ型。
凡例:0、 1、 100、 999、 -123

 2. 小数(float型)
小数を含む値を扱うためのデータ型。
凡例:1.23、3.14、 -99.9

  3. 文字列(str(string)型)
文字列を扱うためのデータ型。シングルクォーテーション(‘)またはダブルクォーテーション(“)でくくります。
凡例:’ABC’、’TOKYO’、’プログラミング’

  4. 論理型(boolean型)
「真」「偽」を扱うためのデータ型。
凡例:true, false

図 4.5.2.1 : データ型の種類


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