Webアプリケーションとは

1.1 Webアプリケーションとは

 Webアプリケーションとは、Webの仕組みを利用して動くプログラムのことで、インターネット上にはさまざまなWebアプリケーションが提供されています。Webアプリケーションは、端末にWebブラウザを利用することが想定されており、電子商取引やオンラインバンキング、オンライントレードといったものがあります。また、身近なものでは、オンラインショッピングを行うECサイトや、検索サイトなども代表的なWebアプリケーションです。これらのWebアプリケーションを支える技術の1つとして、Java言語を利用した「サーブレット/JSP」があります。

1.1.1 Webアプリケーションの動作の仕組み

 Webアプリケーションは、「Webクライアント」、「Webサーバ」、「アプリケーションサーバ」、また「データベース」の連携によって動作するのが基本です。それぞれの役割は次の通りです。

 ・ Webクライアント
 Webサーバからのデータ(ページ情報)を受け取り画面に表示するWebブラウザを指します。
 ユーザは、Webブラウザに特定のURLを入力するだけで、アプリケーションを利用できます。

 ・ Webサーバ
 静的コンテンツ(HTMLファイル、画像など)をWebクライアント(ブラウザ)に送信します。

 ・ アプリケーションサーバ
 動的コンテンツ(アプリケーションの処理によって作成された画面)をWebサーバを経由してWebクライアント(ブラウザ)に送信します。

 ・ データベース
 アプリケーションに必要なデータを管理します。多くのWebアプリケーションでは、さまざまなデータを取り扱います。そのため、データベースを利用するのが良い場合が多くなります。

図 1.1.1 Webアプリケーション

1.1.2 静的なページと動的なページ

 HTML文書のみで記述されたWebページは、ファイルを入れ替えたり修正したりしない限りは内容が変わることはありません。このような、Webブラウザから何度Webページへアクセスしても常に同じ内容が表示されるページのことを、「静的なページ」と呼びます。
それとは逆に、状況(アクセス時間等)によって表示内容が変化するページは、プログラムによって生成されます。生成されたHTMLデータが変化することで、アクセスする度に画面が変わるWebページになります。このようなページを「動的なページ」と呼びます。
Webブラウザへ表示する内容を自由に変えられることが「プログラムを行う意味」と言えます。

図 1.1.3: 静的なページと動的なページの違い


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