本章のまとめ

8.4 本章のまとめ

 この章では、次のようなことを学習しました。

Pickup Lecture

  • デバッグとは、バグを取り除くことである。
  • Eclipseのデバッグ機能を使うと、プログラムの処理の流れを追うことができる。
  • ステップオーバーを使うと、プログラムを1ステップずつ実行することができる。
  • 再開を使うと、次のブレークポイントまたはプログラムの終了まで通常通りプログラムを実行することができる。
  • ステップインを使うと、現在停止している行がメソッドを呼び出している場合はそのメソッドの中に入って1ステップ実行する。

 本章では、Eclipseのデバッグの流れを確認しました。「ステップオーバー」と「再開」を中心に使いながら「ステップイン」でメソッドの中に入り、プログラムの実行の流れや変数に代入された値などを確認していきます。そうすることで、プログラマが意図しない動作になっている箇所を容易に発見でき、バグを修正することができるのです。
 しかし、今回デバッグを行なったプログラムでは、バグを発見し修正するということまでは行なわず、主にデバッグの流れを確認するのみでしたので、実際にはまだデバッグを利用するイメージがわいていないかもしれません。
 まずは、しっかりとデバッグの流れを身につけ、今後たくさん発生するであろうバグに備えておきましょう。

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